【受託研究】学生が、木製インテリアデザイン企画?制作を行いました

公開日 2025年11月17日

 受託研究の依頼をいただき、本学学生が木製インテリアデザイン企画、モックアップ制作を行い、そのデザインを元とした「もの作りワークショップ」に参加しました。 

 

株式会社堀田組様より「子ども向けもの作りワークショップ企画制作」の依頼を受け、本学美術学科林宏先生の指導のもと、デザインコース?クラフトデザイン領域の学生5名によるコンペを行いました。

 

コンペの結果、4年生の徳永月子さんデザインの魚のかたちの木製鍋敷きが選ばれ、モックアップ制作を行いました。徳永さん制作のモックアップを元に、堀田組、協力会社との打ち合わせを重ね、ワークショップのパーツが作られます。実際の流れを確認しながら事前に試作ワークショップを行い、念入りに準備をして当日に備えます。

 

 

 

 

ワークショップは11月2日(土)「木でつくるおさかなワークショップ」と題して、商店街内の「尾道もりあげ隊」にて開催されました。対象は小学生(保護者同伴)とし、本学学生2名および堀田組の皆様が指導にあたりました。午前1回、午後2回に分けてワークショップを行い、合計26名の子どもたちが参加しました。

 

制作内容は、まず4種の樹種(セン、メープル、ウォールナット、ブラックチェリー)で制作された魚のパーツから自由に組み合わせを選びます。

 

 

そして、各パーツに丁寧にサンドペーパーを掛け、蜜蝋ワックスで塗装し、真鍮棒を軸に組み立てます。およそ1時間半の工程に、子どもたちは夢中で取り組んでくれました。組み立てに力がいるところは保護者の協力を得ながら完成すると、笑顔が溢れていました。

 

 

 

 

鍋敷きとしてデザインしたものですが、立てて飾ればインテリアにもなります。

クラフトデザインを学ぶ学生にとって、安全面に注意することやスムーズな進行のための下準備など、気づきがたくさんあり、有意義な受託研究となりました。

 

 

 

参加者の声(抜粋)

*おしゃれで可愛い鍋敷きが子どもと一緒に作れて満足です。またこのような体験があればぜひ参加したいです。ありがとうございました。

*作業内容は小学校4年生の娘が1人で行うには難しいところがありましたが、親子一緒に楽しませてもらいました。

*尾道大学の生徒さんのデザインも、とても素敵でした。ありがとうございました。

 

地域総合センター